梅雨明けから産卵詳細は謎
琵琶湖内に暮らしていて、大きさ9~11センチほどのモロコの仲間がいます。よく知られているホンモロコは背中が少し緑褐色ですが、スゴモロコは銀色に輝いているように見えます。

琵琶湖固有(亜)種で、口ひげが長く、頭部は丸くて小顔で、頬には小さいテカリが見えます。この部分は異なる近縁のデメモロコと区別できる点でもあります。イメージとしては、体が円柱形をしていると思っていただけると分かりやすいかもしれません。
琵琶湖では小糸網や沖引き網、エリ漁などで捕獲され、素焼きやつくだ煮などとして食卓に上がることもありますが、ホンモロコと比べると味はどうしても劣ってしまいます。
冬の間は沖合の水深20~40メートルの深場で暮らしているようで、梅雨明けから浅場に接岸し、産卵し始めるようですが、詳しいことはまだわかっていません。
北湖に暮らす集団と南湖や河川に暮らす集団との間には遺伝的、形態的に差があるようです。この種を詳しく調べていけば、琵琶湖をより深く知ることができるかもしれません。
(びわこベース代表 関慎太郎)
[紹介元] YOMIURI ONLINE スゴモロコ